「ルビー・スパークス」を観た

 

 

Amazonインスタント・ビデオにて。

「(500)日のサマー」が好きなんだけれど、それと似ている(作っているスタジオが同じ?)ということで興味持って観た。

 

10年前に大ヒット作出したまま2作目が書けない29歳の男性作家が、夢で見た理想の女の子の小説を書きはじめたらその女の子が恋人として現実に現れる。しかも、男性がタイプライター(舞台はiPhoneのある時代だけどタイプライター)で小説の続きを書くと彼女を意のままに変化させることができるのだった。

 

ヒロインがサブカル男性受けしそうな女の子って点では確かに(500)日のサマーと似ているかも。くそかわいい私もこんな女の子になりたかったよ。デートの日々で浮かれてるシーンが良かった。クラブで踊りながらパンツ脱いじゃったり。ずるい。

 

意のままに操れる理想の恋人が現れるってストーリーだと、普通に考えたら、自分の思い通りに出来ても現実は上手くいかない、人の心はお互い思う通りに出来ないからこそ世の中は廻るし恋は尊いのだって話になりそうなんだけど、まぁ、本当にそういう話です。

 

クライマックスが結構オカルト感あって怖かったし、暴力的なまでに嫌悪感じさせられた。オチがちょっと綺麗にまとめすぎだなーぬるいなーって思ったけど、クライマックスの気持ちを中和させるには丁度良かったのかな。